CASE11:業務改善研修

対象

若手職員/K地方自治体

課題

K地方自治体では、毎年、若手職員を対象とした業務改善研修を実施していました。しかし、内容が抽象的で、実務とも乖離していたため、受講者の満足度は低く、寝てしまう受講者も珍しくありませんでした。何らかの対策を講じる必要に迫られたK地方自治体から、業務改善や「見える化」に関する知見や経験を有する弊社に対して、「もっと受講者が盛り上がるような面白い研修を実施してほしい」と要請がなされました。

支援概要

若手職員約100名を対象に、「テクニックや知識を覚えるのではなく考え方や視点を学ぶ」「他人の意見に謙虚に耳を傾ける」「リラックスして楽しむ」をコンセプトとして、個人作業やグループ討議中心の業務改善研修を1日コースで実施しました。

講義を少し聞いてはその内容を応用して個人で考え、さらにグループで意見交換をする・・・を繰り返す構成としたため、受講者は寝る暇などなく、それぞれのグループで熱のこもった議論が続きました。また、本研修のハイライトでもある「グループ内での相互のほめ合い、感謝のし合い」コーナーでは大いに盛り上がり、はしゃいで歓声をあげるグループも少なくありませんでした。

前例踏襲の傾向が強いと思われがちな地方自治体ですが、実務に携わる職員達の改善意欲は決して低くありません。ただ、方法論のところで手頃な指針を得られないことが多く、それゆえの苦労も絶えないようです。本研修を通じて、それらの課題に対して相応のサポートを提供できたものと思われます。

また、研修の中に「自分の仕事の存在意義は何か。自分の『お客様』は誰か。自分はその『お客様』に対してどのような価値を提供しているのか」などの「そもそも論」を考える機会も組み込んでおいたため、受講者達はあらためて公務員としての誇りや責務を自覚できたようでした。

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プリンシプル・コンサルティング株式会社

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